#3【転職の軸】適職を見つけるための自己分析!転職の軸を定める3STEP!

自己分析の第一歩です!

まず最初に、転職の軸を定めましょう!

転職の軸を考えていない・・・
転職の軸があいまい・・・

こんな人は、残念ながら転職に失敗してしまうでしょう。

転職の軸を定めないと ・・・

・業界や、どんな企業に転職すればいいのか分からない
・年収や、企業規模などに左右され、よくわからないまま転職活動を迎える
・エントリーシートの内容や、面接での一貫性がなく、内定をもらえない

大前提として。

『正解の転職』というのは、自分の転職の軸に沿った、納得のできる転職を実現することです。

転職をするには、自己分析、特に『転職の軸を定める』ことが必要不可欠です!

今回は、3STEPで解説していきます!

転職の軸を定める3STEP

転職の軸を決める3STEP

① 将来どうなりたいか、目標を言葉にする(理想像を思い浮かべうる)
② 目標と自分のギャップを具体的にする(今の自分に何が足りていない?)
③ 一番埋めたいギャップを決める

この3つだけで転職の軸は定まります。

具体的に見ていきましょう!

STEP① 将来どうなりたいか、目標を言葉にする

つまり『自分の理想像を思い浮かべる』ということです。

できるだけ、具体的に考えてみましょう。

本当に自分が目指す姿を言葉にすることがコツです。

また、5年後(近い未来)10年後(ちょっと先の未来)20年後(さらに未来)のように段階的に達成したいことが明確になっているとGoodです!

なぜ、こんなことを考えるのかというと、『今の会社で、理想を現実にできるか?』ということを考えてもらうためです。

ワンポイントアドバイス

今の自分の実力は無視しましょう。
また、きれいごとではなく、自分が本当になりたい姿や、
手に入れたい環境を考えてください。
これは面接等で発表するもではないですから、安心して自由に考えてみてくださいね!

どうでしょうか?

今の会社で5年、10年、20年と働いて、理想の姿は実現できそうでしょうか?

もし、今の職場で働き続けて『何か頑張れば行けそう!』となれば、転職する必要はなさそうです。

たとえ、今の職場で気に入らないことがあったからと言って、『理想の姿』に近づけるはずの職場から転職するのはあまりにもったいないです。

ほとんどの人が理想の姿と、現職でギャップを感じているので、あなたは非常に恵まれていると言えるでしょう。

STEP② 目標と自分のギャップを具体的にする

次は『今の自分に何が足りていない?』かを具体的にする、ということです。

あなたは今の職場に対して『何』が足りないから、『理想の姿』に近づけないと思いましたか?

その『何』がギャップの正体です!

ギャップ探しのヒントです!

Q:静岡県静岡育ち。将来は東京に住みたい!
A:東京の会社へ転職がいいかな?➡勤務地がギャップ!

Q:社員20人のベンチャー企業の営業職。終電で帰る毎日。 
  家族と過ごす時間を多くとりたい!
A:ホワイト企業や大手企業へ転職するのがよさそう?➡勤務時間がギャップ!

Q:新卒で大手メーカーへ就職。10年勤務し、たくさんの企画を成功させた。
  将来は自分のプロダクトを持ちたいが一社員のため、実現できない。
A:ベンチャー企業や、新規事業メンバーに応募する?➡業務内容がギャップ!

少々極端な例になってしまいましたが、ニュアンスは伝わるでしょうか?

ギャップをうまく言葉にできない場合は、STEP①をより具体的に思い描いてみましょう

また、ギャップを生む要因には次のようなものがありそうです。

・勤務地
・会社の規模
・給与
・就業時間
・ポジション
・企業風土
・業務内容や提供サービス

この要因を突き止めることこそが、ギャップを見つける作業です!

③ 一番埋めたいギャップを決める

最後に『あなたが最も優先したいことを決める』ことをします。

これが『転職の軸』になります!

あなたが理想に近づくために、最も取り除きたいギャップはどれでしょう?

Q:就業時間が短くて、家族との時間が取れれば、どんな仕事も頑張れる!
A:あなたの軸は『家族との時間』

Q:がちがちの縦社会。たくさん言いたいことがあるけれど我慢している。
  もっとコミュニケーションが取れたら、自分を活かせるのに!
A:あなたの軸は『風通しの良い企業風土』

Q:新卒入社した会社で営業職3年。成績もよく自信もついた。
  ただ、給与だけが低くて納得いかない!
A:あなたの軸は『給与』

ワンポイントアドバイス

STEP3のコツは、『欲張りすぎない』ということです。
『給与も高くて、都内、企業風土もよく、残業もなし! !』みたいな、完璧な職場はほとんどないです。
もちろん、たくさんの企業が従業員満足度を上げるために、とても努力してくださっています。

ただ、個人の尺度は違います

Aさん:年収400万円あればうれしい!
Bさん:600万円ないと生活できない!
Cさん:年功序列でも構わないが、意見が言い合える職場ならOK!
Dさん:ちゃんと実力を見て評価してほしい!

このように 、多様なパーソナリティを持つ個人の集まりが会社、組織なので、たくさんの条件を求めると、ミスマッチにつながりやすくなります

ここを理解しない限りは、『転職の成功』から遠ざかってしまうでしょう。

組織の中で働く、自分の役割を見つめなおしてみましょう!

STEP3のコツは、『欲張りすぎない』ということです。
『給与も高くて、都内、企業風土もよく、残業もなし! !』みたいな、完璧な職場はほとんどないです。
もちろん、多くの企業は従業員満足度を上げるために、日々努力しています。

ただ、個人の尺度は違います

Aさん:年収400万円あればうれしい!
Bさん:600万円ないと生活できない!
Cさん:年功序列でも構わないが、意見が言い合える職場ならOK!
Dさん:ちゃんと実力を見て評価してほしい!

このように 、多様なパーソナリティを持つ個人の集まりが会社、組織なので、たくさんの条件を求めると、ミスマッチにつながりやすくなります

ここを理解しない限りは、『転職の成功』から遠ざかってしまうでしょう。

ぜひ組織の中で働く、自分の役割を見つめなおしてみましょう!

まとめ

3STEPを通して、最初に考えていた転職理由が、より明確になったのではないでしょうか?

転職理由は人それぞれです。

最も大切なものを見つけて、『本当のあなた』を説明できるようにしましょう!


#2の自己分析の方法は読んでいただけましたか?

ちなみに、転職の軸は、自己分析の3要素のうち、どれか一つになるはずです。

① 何をしたいか?(どうなりたいか?)・・・Will

② 得意なことは何か?・・・Can

③ 大切にしていることは何か?・・・Must

転職の軸を定める、という自己分析はどの要素を軸に、転職を考えるかを決める、最も重要な自己分析になります。

ここまで読んでいただけた方は、ぜひ次の記事も読んでみてくださいね!

『こんなの読んでいられない!』という方は、お気軽にご相談ください
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#2【自己分析のやり方】転職における自己分析の3要素!本当のあなたを見つけよう!

転職をお考えの皆さんへ。

まだ会社は辞めないでください!!!

転職先は見つかりましたか?
本当に転職することが最善でしょうか?

『転職しようかな?』と思ったら、必ず自己分析をしましょう。

自己分析をすることで、『本当のあなた』と『最高の転職先』が見つかります。

 毎朝、仕事に行くのが楽しい!
 同僚との関係もいい!
 給与にも満足!

そんな転職先を見つけるのも、すべては自己分析から!

勢いで転職して、
『なんか微妙だな・・・やめない方がよかったかも・・・』

こうなる前に!しっかり自己分析をしていきましょう!

なにを分析するの?

自己分析とは、『あなたがどんな人で、なにを望んでいるか?』を知ることです。

まず、あなたは転職して、どうなりたいですか?

 ・豊かな生活を手に入れたい
 ・スキルアップしたい
 ・人の役に立ちたい

人それぞれ、理想の姿があるはずです。

もし転職したとして、その理想の姿に近づけそうですか?
または、理想の姿に近づける転職先はありますか?

あなたの理想をかなえる転職先を探すために、3つの要素を分析する必要があります。

① 何をしたいか?(どうなりたいか?)・・・Will
② 得意なことは何か?・・・Can
③ 大切にしていることは何か?・・・Must

よく、『WillーMustーCanスキーム』と言われています。
この3要素を明らかにすることで、あなたに最適な手段(転職先)が見つけることができます。

3要素の分析

こちらの図を見てください。


3要素の輪が重なった部分が、あなたに最も適した手段になります。

① 何をしたいか?(どうなりたいか?)・・・Will
→ 青の輪は、あなたの欲求や興味の対象です。理想の姿を表しています。

② 得意なことは何か?・・・Can
→緑の輪は、あなたの能力の範囲です。得意分野を表しています。 

③ 大切にしていることは何か?・・・Must
→赤の輪は、あなたの情熱の対象です。信条や性格を表しています。

例えば・・・

 青の輪(Will):ゲームプログラマーになりたい!
 緑の輪(Can):プログラムが書けます!
 赤の輪(Must):ゲームが好きで、みんなを楽しませるのが生きがいです!

こんな場合は、ゲームプログラマーが天職と言えるでしょう。全ての輪が重なるような手段をとれる、転職先が理想の職場です!


こんな場合はどうでしょうか?

 青の輪(Will):ゲームプログラマーになりたい!
 緑の輪(Can):プログラムは書けません、前職で営業成績はTOPでした!
 赤の輪(Must):ゲームが好きで、みんなを楽しませるのが生きがいです!

ゲームプログラマーに必要な能力が欠けていますね。
この場合は、緑の輪が小さい、もしくは、ずれた場所にあります。


続いて、こんな場合です。

 青の輪(Will):フルコミッションの保険営業マンになりたい!
 緑の輪(Can):前職ではTOP営業マンだから自信あり!
 赤の輪(Must):家族との時間は絶対に大切にしたい!

実力主義の激務では、家族と一緒に過ごす時間が減ってしまいそうです。
赤の輪がずれていても、その仕事は長続きしないでしょう。

このように、3つの輪が重ならないこともよくあります。

2つの輪だけが重なる転職先、青の輪(理想)だけを考えた転職先は避けた方がよいでしょう。
この、輪が重ならない部分が大きいと、入社後にギャップを生むので、必ず分析をしましょう!

自分の3要素の見つけ方

3要素の重要性は理解できましたか?

とはいえ、すぐに思いつかない方が多いのではないでしょうか?

自分の3要素を明らかにするために、以下の3つについて考えていきます。

・過去の経験
・スキル
・価値観

『過去の経験』

今までに、あなたのモチベーションが上がったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、辛かったこと、などの経験を書き出してみましょう。仕事中でも、プライベートでも、あなたの感情が大きく動かされた経験を、なんでもいいので書き出します。一言ではなく、より具体的に思い出してみてください。

ヒントです!

仕事編
契約をいただいたこと、クレームを受けたこと、上司と喧嘩したこと、同僚との飲み会、プレゼンが上手くいったこと、営業成績が良かったこと、企画が通らなかったこと、etc・・・

プライベート編
受験勉強をしたこと、アルバイトをしたこと、一人暮らしを始めたこと、失恋したこと、資格を取ったこと、結婚したこと、投資を始めたこと、ダイエットをしたこと、サークル活動をしたこと、etc・・・

過去の経験が書き出せたら、次はその経験を『どうありたいか』と『こうなりたくない』の2つに分けていきます。

どうありたいか』に分類される経験に基づいて、あなたの『青の輪:どうなりたいか?(目的・夢)』を分析してみてください。←超重要です!

これが『自己実現』に向かう第一歩になります。

『スキル』

ここで言う『スキル』とは、具体的な資格や技術のことではありません。

あなたの『過去の経験』に、成功した経験や困難を乗り越えた経験はありませんか?

その『経験の過程』=『あなたの能力(スキル)』になります。

・過去の成功体験
・困難を乗り越えた経験
・失敗から学び、改善した経験

これらの経験から、あなたがスキルや強みを分析することができます。

自身の『経験』は、面接でも大活躍します!
時間がかかりますが、最も力を入れて分析しましょう!

ヒントです!

成功体験編
経験:1年を通して営業成績がTOPだった
過程
新卒1年目、同期と比べると営業成績は下から数えて2番目だった。
同期との違いは、お客様へのアプローチ不足によるものと仮定。
2年目は、人一倍行動量を増やすことで、営業成績はTOPに。
お客様との新規商談は他メンバーと比べ2倍以上、月間30回行った。
2倍以上の商談が実現した要因は、アプローチをルーティン化したこと。
・毎朝、見込み客30社へメールを配信
・毎日1時間、メールを送ったお客様へフォローの電話を実施。
アプローチ時間を固定、ルーティン化することで、効率的に行動を起こせた。
成功した要因は、定期的にお客様と接触を重ねているところにある。
お客様からも、『いつも気にかけてくれるから、あなたのところに選びました』と
お言葉をいただき、競合とのコンペの勝率が50%~80%に上がりました。
・自分の状況を分析し、課題を見つけ、改善する力がある。
 ・効率的に仕事を進める力がある。

Point!:この経験からは『プレゼン能力』や『提案力』は測れません。
あなたの『まめさ』や『仕事を遂行する力』、『営業数字を作る根性』などが伝わってきますね!

『価値観』

最後に、価値観を書き出しましょう。

ここで言う『価値観』とは、いわゆる『座右の銘』になります。

あなたがどんな『価値観』に基づいて、行動しているのか、『過去の経験』をしてきたのかを言語化することで、『赤の輪:大切にしていること』を分析できます。

ギャップを埋める作業

ここまで時間をかけて自己分析をしても、輪が重ならない(いい転職先が見つからない)こともあります。

輪が重ならなくても、まだあきらめてはダメですよ!

輪の位置をずらしたり、輪の範囲を広げてみましょう!

青の輪をずらす、大きくする→理想の姿を変える(同分野の異職種を考える)
緑の輪をずらす、大きくする→別の得意なことを考える、得意分野を習得(勉強する)
赤の輪をずらす、大きくする→許容範囲を広げる(我慢する)

★ワンポイントアドバイス

赤の輪(Must)をずらしたり、大きくするのはとても難しいことです。自分が大切にしたいこと、守りたいものはできるだけ変えないことをおすすめします。

例えばゲーム開発に携わりたい場合は・・・

青の輪(Will):ゲームプログラマー → ゲームシナリオライターを目指す
緑の輪(Can):プログラムは書けない → ストーリーを作ることは得意!
        or
        プログラムは書けない → プログラムを勉強する!
赤の輪(Must):納期に追われたくない → 我慢する

このように、ギャップを埋めていくこと=自己分析になります。

時間のかかる作業ですが、『最高の転職先』を見つけるには、必要不可欠です!

どうしてもギャップができてしまう

どう考えてもギャップができてしまう方もいらっしゃると思います。

実は、輪がバランスよく重ならなくても、転職先を決めてOKです!

この輪のバランスというのは、経験を積むことで変わってゆくものです。

例えば、

青(Will)と赤(Must)の輪が重なっているのに、緑(Can)が重なっていない。』という場合は、転職後に、緑の輪(Can)を大きくできるような、成長できるような職場を選んでもいいわけです。

勉強ができる(教育を受けられる)という軸で、転職先を選ぶことも正解でしょう。

もちろん、転職する前に、できるだけ緑の輪を広げる努力はするべきです。

転職市場での採用は、メンバーシップ型雇用から、ジョブ型雇用へと移り変わっていきます。

より、即戦力が求められるようになるので、ご自身のキャリア形成に活かせる職場へ転職しましょう。

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